令和6年4月8日(月)、オンラインにて、研修「入浴介助に関わる職員への入浴介助」を開催いたしました。一般社団法人岡山県介護福祉士会の 柳井伸一先生にご講演いただき、約320名のご参加をいただきました。
柳井先生はまた岡山リハビリテーション病院で通所リハや病棟でのご勤務を経験しておられます。現在、岡山県の認定介護福祉士第一号世代として、その普及に取り組まれています。
今回の研修テーマは、2024年介護報酬改定で、通所介護での入浴介助加算Ⅰを算定するために告示された要件でした。また、入浴介助加算Ⅱの算定率を高めるために、ステップアップの施策としてこの度設けられました。よって、ほぼ全事業所で必修ともいえる研修企画です。想定上のお申込みがあり大変盛況でした。間違いないように送るため、少しお時間がかかるかもしれませんが、皆様に研修修了証を発行させていただきます。
当該研修は通所介護にて、自立に資する入浴介助の技術や手法向上を図るねらいの研修です。よって施設の浴室環境を、より在宅の浴室環境に調整し、利用者の自立入浴を促す視点が求められています。柳井先生は、制度改定の根拠となった審議会の議論や入浴介助に関する研修すべき事項への論点を整理され、ご自身の介護福祉士としての経験やご勤務先での事例を織り交ぜ、自立支援志向の入浴についてご指導をいただきました。
今回は管理者層の他、介護職の方が過半数ご参加、柳井先生の経験に基づく貴重なお話を拝聴しました。知っているつもりになっていたなと気づかされる点も多くあり、改めて入浴介助への理解を深められました。
今回の研修会の動画・資料は近日会員専用ページで公開予定です。次回研修会は6月頃に予定しており、詳細は当会からの発信物にてお知らせいたします。今後も、皆様のお役に立つ会活動に努めて参ります。
広報委員 河﨑