2016616日、デイサービスセンターエルム撫川かりん棟・岡山市北区撫川827番地 18:3020:00にて開催いたしました。テーマは「サ高住併設 365日営業の立ち上げから現在までの奮闘記」と題して、開設時管理者に抜擢された藤原様より、わずか3年で利用者35名となるまで実践された取組みを、失敗事例を通じながら講演していただきました。 

開設当初は未経験の職員雇用と教育、サ高住併設の大きな施設内であるがゆえの、職員間の意見の対立・運営方法などの課題、そして管理者という立場とその職責である重圧に押し潰されそうになった…、時に職員とのコミュニケーション不足、信頼関係の欠如により退職者も出してしまい心が折れそうになったことなど…。しかし、困難な課題や問題が起こった時こそが大事、「人は失敗を沢山して・そこから次に繋がると…」、そんな強いメンタルと困難に打勝つ前向きなエネルギーを持ち合わせば、どのような課題でも克服していけるものだと語られていました。

今回の勉強会に参加された皆様も、自施設運営の大きなヒントになったのではないでしょうか。

最後に施設長:山根さんより、運営でとても大切にしていることは、地域との繋がりですよと。営業にも積極的に出かけ老人会等にも参加して健康講座の講演、毎月の新聞発行・地域ボランティア70名登録など様々な取組み等をされているとの事、そのような取組みが運営稼働率の高さにあると推測される。これからも地域の皆様と良好な関係性を築いていき、永続的に結び付きを強くしていますとのことでした。

 

(広報委員 佐藤)